外反母趾の原因は足指の弱体化!外反母趾を治すには足指ートレーニング

人間の体の中で一番苦労しているのは足です。人間は寝ている時も起きている時も大気の圧力、地球の引力や重力を受けています。足は心臓からの血液を順調に心臓に静脈を通じてもどす、あらゆる努力をしています。足の機能が完全になれば、ほとんど言うことはないと思います。

足指の重要性

従来、人は土の上を5本の足ゆびを自由に使い動き回ってきました。しかし、あらゆるものに自動化の波が押し寄せると、人が足を使わなければならない時間さえ省略されていきます。特に土とはだしの本来の関係が失われ、大地に足をしっかりつけて歩くことも少なくなってしまいました。現代人がよく運動不足と言われる所以がここにあります。

幼児期の足指の動き

足指イメージ

足の中でも、足ゆびについて意外に知られていない事実があります。それは幼児期の子供に誰しもが備わっている、活発で力強くしなやかな足ゆび一本一本の動きです。本来、この活発で力強くしなやかな足ゆびの動きは、大人に成長していくに従って維持向上していくものですが、機能を少しずつ失ってしまっている方も多くいらっしゃいます。機能の弱体化は、循環作用を損ない、十分な働きをすることなく終わってしまっているということです。ほとんどの人が成人した後、足ゆびの機能低下に気づいていないことをみても理解できます。

足指の弱体化

靴イメージ

足部は26個の骨に、じん帯や筋肉が複雑に入り組んだ仕組みになっていますが、現代生活では、窮屈な靴などによって足ゆびが充分に使われず足部が大変弱くなっています。最近では、幼児の頃から靴をはかせる習慣が一般化したせいか、小中学校の段階で症状が顕著に現れているのは大変な問題です。しかし、この段階なら、整形外科などに行く必要はなくしっかりした矯正具を使えば早期の改善は可能で、逆に放っておくと重大な足の疾患を招くことになるのは明白です。

このように、靴の機能的問題、足の骨格の問題などから考えましても、靴を履いたままの状態で足のゆびの活性化を図ることは困難であり、解決しにくい問題であることが分かります。そのため、なるべく靴を脱ぐ習慣を身につけての足先トレーニング、特に足先のグリップ性を強化し柔軟性を高めることを意識することが重要です。足指のグリップ性の強化や柔軟性を高めることは、スポーツ時の身体機能を高めることにもつながります。

足の骨格

外反母趾になりやすい人とそうでない人は、骨格の違いによっても異なります。専門家の間では、足の形でそれを判断しており、簡単に分けるとエジプト型(オブリーク型)、ギリシャ型(ラウンド型)、正方形型(スクエアー型)の3タイプに分けられます。その中でもエジプト型が外反母趾になり易いとされており、靴を好む人はもとよりですが、特にハイヒールやパンプスを好む人は外反母趾になる可能性が高まります。しかし、外反母趾になりやすい人は決して女性だけではないため、男性でも注意が必要です。

外反母趾対策

足の指が歪む外反母趾(親指がさほど曲がらない仮骨性外反母趾も含む)に悩まれている方は多いのではないでしょうか。中には、靴を履くと見えない部分だからと何もケアをしていない方もいらっしゃると思います。外反母趾は、前項の骨格にもよりますがハイヒールやパンプスなどを履いての歩行時、指先が使えず指の根元で重心を受け止めてしまうため起こりやすくなります。そのまま放っておくと身体全体に様々な悪影響を及ぼす恐れもありますので、できるだけ早めに足先のトレーニングやストレッチ運動などをし、足指を解放してあげましょう。

ハンマートゥ

ハンマーのように上を向いている症状があるのがハンマートゥです。先天的に足先がなりやすい形をしていることも原因のひとつですが、外反母趾同様、指先が使えずに指の根元で重心を受け止めてしまうことで起こります。ハンマートゥは、足の指が浮いていて縮こまっている状態のため、足の指の機能がうまく働かなくなります。すると地面の衝撃を強く受けてしまうため、少しの運動量で痛みを引き起こし、普段の歩行障害、スポーツ障害など様々な症状を引き起こしやすくなります。こちらも外反母趾同様、早めの対策が必要です。

当社では、足指の活性化対策として、足指の強化、柔軟性を高めることは勿論のこと、外反母趾などを予防するためのケア商品を通販にて取り扱っております。この足指ケア商品は、足指の活性化対策、外反母趾の予防はもとより、足関節、ひざ関節などのバランスを整えるばかりでなく、冷え性むくみの改善、疲労回復、ダイエットなどにも期待できます。健康的な生活を送るためにも、ぜひ当社のケア商品をご利用ください。

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