腰が痛くて仰向けで寝れない!それはハイヒール着用による足指が使えていないことが原因かもしれません。

腰が痛くて仰向けで寝れない!それはハイヒール着用による足指が使えていないことが原因かもしれません。

「腰が痛くて仰向けで寝れない!」

というお悩みの声を、多くの女性から聞くことがあります。

疲れて眠いのに、痛みで熟睡できないのは本当に辛いですよね。

仰向けで寝れないのは一般的には「反り腰」が原因と言われていますが、実は歩き方にも関係が深いので、改善のポイントになりそうですね。

人の体は、「前面ルート」と「後面ルート」のバランスで成り立っていますが、日常的なハイヒールの着用や浮き指などにより、結果足指が使えていないことで、前面ルートの筋肉だけ過剰に負荷がかかってしまい、骨盤が前傾し、反り腰という状態になってしまいます。

これにより、腰が痛くて仰向けで寝れないという悩みが発生しています。

ここでは、腰が痛くて仰向けで寝れないお悩みの根本的な原因を探りながら、日常のセルフケアやトレーニングによる症状の改善方法について解説していきますので、ぜひ最後までお読みくださいね。

腰が痛くて仰向けで寝れない大きな原因はハイヒールだった!?

ハイヒール

反り腰になりやすい典型はハイヒールを履いている女性です。

ヒールの高さが3センチぐらいまでなら、程よく足指に重心が乗り足元は安定しますが、それ以上に高いヒールだと前への重心の傾きが強くなります。

ヒールを履いている状態のように足を前方に振り出して歩いている人は、足の前面ルートの筋肉を使い過ぎていて、いつもその筋肉が緊張した状態にあります。

そのために、前面ルートにある太ももの前面の筋肉も緊張して収縮するため、骨盤が前に引っ張られて傾きます。

これが「骨盤が前傾」している状態です。そうなると体は無意識にバランスをとろうとして腰を反らせるような姿勢になります。これが「反り腰」です。

この反り腰の状態になることが、仰向けで寝れない大きな原因の一つです。

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人の体は前面ルートと後面ルートのバランスで成り立っている。

前面後面ルート

冒頭でも少し触れましたが、体の「前面」の筋肉の流れと、「後面」の筋肉の流れという、2つのルートのバランスが重要だと言われています。

前面ルートは、足の甲→すねの前面→太ももの前面→骨盤の前面→おなか→胸→首の前面という筋肉のつながりを指します。

後面ルートは、足の裏→ふくらはぎ→太ももの後面→お尻→腰→背中→首の後面の筋肉というつながりを指します。

いずれのルートも、起点は足もとにあることにお気づきでしょうか?

足の前側(足の甲)と後ろ側(足の裏)の筋肉が正しく使えれば、前面ルート、後面ルートの筋肉がバランスよく働き、体によけいな負担をかけることなく動けますが、どちらか一方のルートに偏って使うと体のバランスが崩れてしまいます。

ハイヒールを履き続けることによって、前面ルートばかりを使いすぎてしまうという問題だけではなく、ハイヒールを履いている状態では、足指を使って歩くことが全くできていないのです。

改善のポイントとして重要なのが、後面ルート(特に足指)を使ってあげることなのです。

後面ルートを使うためには習慣を改善しよう

後面ルートを使うのは今までとは違う筋肉の使い方が必要になってきますので、ここでは具体的な改善方法について解説していきます。

歩行時は足指を意識して正しい姿勢で歩く

裸足

足指を意識して歩くようにすることは、後面ルートの筋肉を活発に動かすためにとても重要なことです。

歩く際に足指で地面を蹴り上げるように歩くことで、足指や足裏、ふくらはぎの筋肉が刺激されるので、足指を使えているか意識して歩くだけでも姿勢は改善されます。

正しい歩き方とはどのようなことなのか以下に解説します。

1.歩行の際は「かかと」→「指の付け根」→「指先」へと重心を移動させます。
2.足裏をべったりつけるのではなく、「中央外側」に意識を向けます。
3.指先は「小指の付け根」→「親指の付け根」と重心を移動させて歩きます。
4.踏み込むのは親指で行います。
5. 腕を大きく後ろに振って、大股で早く歩くこと。

正しい姿勢とはどのようなことなのか以下に解説します。

1.背骨の真上に頭があることで上半身を開き、あごを引いた姿勢
2.壁に真っすぐ後頭部・両肩をぴったりくっつけて立った際に、背中と壁との隙間は手のひら1つ分程になっているか確認をしてみてください。

背筋が伸びた正しい姿勢でないと、大股で早く歩行することはできません。

正しい歩き方と共に、正しい姿勢で歩くことが症状の改善にはとても重要です。

ハイヒールを履く機会をなるべく減らす

ハイヒール

そもそもハイヒールとは、足を美しく見せるための最強アイテムではありますが、歩行に適した靴ではないということをご理解ください。

仰向けで寝れない大きな原因は、ハイヒールによるものだと解説しましたが、外反母趾や浮き指といった健康面にも様々な悪影響があります。

しかし、ここぞという場面ではハイヒールをかっこよく履きたいですよね。

例えば、通勤にはウォーキングシューズやスニーカーなど、歩くことを目的とした靴を履き、オフィスではハイヒールに履き替える。これだけでも足と体を守ることができます。

ハイヒールの着用は、時間・場所・機会(TPO)を考えて、使い分けることをおすすめします。

仰向けで寝れない方のために腰の状態を改善する効果的なストレッチをご紹介

腰が痛くて仰向けで寝れない方におすすめのストレッチをご紹介します。

ぜひ、毎日寝る前にやってみましょう。

キャットアンドカウ

床に四つん這いになって背中を丸めたり反らしたりするストレッチです。

ヨガでは「猫のポーズ」とも言われるもので、背中やお腹周りの筋肉を鍛えることもできます。

キャットアンドカウ

※注意※
・ストレッチ初心者でも簡単にできます。
・手のひらが床から離れないように、肩がすくまないように意識しましょう。
・耳と肩の距離が遠くなるように意識して行いましょう。
・腰が痛い方は無理をせず、イタ気持ち良い位の所で行います。
<手順>
1.手は肩の真下に、膝は股関節の真下にこぶしひとつ分の間隔を空けて置く
2.鼻から息を吸い込み、息を吐きながらおへそをのぞき込むように背中を丸める
3.息を吸いながら背中を大きくそらす

膝を抱えるストレッチ

膝を抱えるストレッチ

仰向けの状態で膝を抱えて腰を伸ばします。

お尻周りの筋肉を伸ばして柔軟性を維持することで、仰向けで寝れないお悩みが改善されるだけでなく、美しい姿勢も手に入りそうですね。

<手順>
1.床に仰向けで寝た状態から、膝を両手で抱えます。
2.お尻を浮かせるように背中を丸めます
3.その態勢で30秒キープする。この時、呼吸が止まらないように意識する

※これを毎日行いましょう。

腰の痛みが改善してきたら、この動きに加え、頭を上げることで腹直筋に力が入ります。

膝を抱えるだけよりも強度を強めたバージョンなので、動きに慣れてきたら挑戦してみてください。

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まとめ

・仰向けで寝れない、腰が痛くなるのは「反り腰」が原因
・反り腰は、ハイヒール着用による前面ルートの筋肉を使いすぎる事が原因です。
・効果的なストレッチで後面ルートの筋肉を鍛えることが症状の改善に効果的
・足指をきちんと使って歩行することで改善される
・ご自宅でのセルフケアが効果的である

腰が痛くて仰向けで寝れない原因が、反り腰だということはご理解いただけたと思います。

日常的にハイヒールを履いている方に多いお悩みでもありますが、日ごろのちょっとした工夫やストレッチで改善するということもわかってきましたね。

ハイヒールの着用もTPOに応じてOKですから、普段履きの靴と履き分けてお洒落も楽しみつつ、仰向けでも熟睡できる健康な体を目指しましょうね。

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 ■船戸川 宏行
会長 :株式会社ドクターエル

株式会社ドクターエルの創業者。自身が開発者でもある。生体力学(バイオメカニクス)を応用した、身体の骨格を整えることで自然治癒力を高める商品開発をコンセプトとし、これまでに数多くの商品
を世に送り出している。
過去にTV番組出演や、DeNA、第一生命大手といった会社で講演会を行った経験がある。