PRODUCT / SEAT CUSHION
座ったときに自然に骨盤が立ち、姿勢を安定させることを目的に、約6度の傾斜形状と、沈み込みにくい硬めの芯材を採用した座面用クッションです。
柔らかさで包み込むことを目的とせず、座ったときにも形状と傾斜を保ちやすいように設計しています。
FORM & MATERIAL
形状と硬さの理由
座面に傾斜を付けた理由。そして、座ったときにも形状を保ちやすい構造の理由を、実写真と図解でご案内します。
01
座面を前方へ約6度傾ける形状
前方が薄く、後方が厚い形状により、座面が前方へ約6度傾くように設計しています。
これは、座ったときに自然に骨盤が立つように計算して設計しております。
使用するときは、薄い方を椅子の前方、厚い方を背もたれ側にして置きます。

02
硬めの芯材で、傾斜を保ちやすく
芯材に使用しているポリエチレン発泡体は、一般的なクッションのイメージである、「柔らかく沈み込ませる素材」ではありません。
クッション材のウレタンと組み合わせ、座ることでお尻の圧がかかったときに本体の形状を保ちやすい構造とすることで、姿勢を安定させることを目的としております。

使い始めについて
座り心地の好みには個人差があります。初めて使用する場合は、椅子の高さ、クッションの向き、座る位置をご確認ください。
DEVELOPMENT STORY
ドクターエルクッションの開発ストーリー
座る時間を、少しでも自然なものに
ドクターエルクッションの開発が始まったのは、先代がスキー事故をきっかけに腰のつらさを抱えたことでした。毎日の座る時間を少しでも楽にできるクッションをつくりたい。その思いから、素材や形を一つずつ探る試作が始まりました。
着想の手がかりになったのは、地唄舞の家元であった姉が舞台で使っていた、正座のための特別なクッションです。座面に傾きがあることで座り方が変わる様子に着目し、椅子で使うクッションにも角度をつけるという発想へつながりました。

試作から決まった、約6度の傾斜

角度は最初から決まっていたわけではありません。いくつもの角度を試す中で、開発者と試用者が無理なく座りやすいと感じた範囲が5~6度でした。当時一般的だった椅子に、座面がわずかに後ろへ傾くものが多かったことも考慮し、商品には約6度の傾斜を採用しました。
これは、薄い方を椅子の前、厚い方を背もたれ側にして置く、現在の基本形につながっています。
柔らかさではなく、形を保つ硬さを探す

芯材についても、ウレタン、シリコン、ポリエチレン樹脂など、さまざまな素材で試作を重ねました。その過程で展示会に足を運び、ポリエチレン発泡体と出会います。
当時、少なくとも開発者が知る範囲では、クッションの芯材として使われていない素材でしたが、軽さ、耐久性、そして独特の硬さに可能性を感じました。試作を繰り返し、柔らかく沈み込ませるのではなく、クッションの形と傾斜を保ちやすい硬さの基礎をつくりました。
1988年の商品化から、受け継いできたもの

こうしてドクターエルクッションは1988年に商品化されました。その後、カバー素材やデザインには少しずつ改良を重ねてきました。一方で、商品の核となる芯材の考え方は初代から受け継いでいます。
2025年のリニューアルでは、家具になじみやすい外観へ整え、従来品より滑りにくい生地を採用しました。基本の形と硬さを守りながら、日常で使いやすい姿へ更新しています。
国内で、一つずつ丁寧に
ドクターエルクッションは、芯材から、ウレタン、カバーまで日本製の素材を用いて国内で丁寧に製造しています。完成した製品は社内で一つずつ検品して、お客様の元へお届けします。
開発の始まりから現在まで変わらないのは、目的に合う形と素材にこだわり、丁寧につくる姿勢です。
ドクターエルクッションは、mini、EX、CCへと続くクッションシリーズの原点となりました。
HOW TO USE
薄い方を前、厚い方を背もたれ側へ
椅子の座面で使用する場合は、傾斜が前向きになるように置いてください。

- 01
クッション全体が椅子の座面に収まることを確認します。
- 02
ぐらつきや大きなずれがないことを確認します。
- 03
坐骨が傾斜部分に乗る位置を目安に調整します。



COLOR
ブラック、キャメル、カーキの3色
座面の表側はいずれもブラックで、側面の色が異なります。

ブラック

キャメル

カーキ
SIZE & SPECIFICATION
サイズと商品仕様
使用する椅子では、クッション全体が座面に収まることをご確認ください。
| 商品名 | ドクターエルクッション |
|---|---|
| 商品コード | ブラック DLC-25BK キャメル DLC-25CA カーキ DLC-25KH |
| サイズ | 幅40×奥行38×高さ6cm |
| 重量 | 280g |
| 芯材 | ポリエチレン発泡体 |
| クッション材 | ウレタン |
| カバー(表裏・側面) | ポリエステル100% |
| 製造国 | 日本 |
| お手入れ | カバーのみ洗濯可能 |

BEFORE USE
使用前にご確認ください
柔らかいクッションに慣れている方は、使い始めに硬さや違和感を感じる場合があります。最初は短い時間から使用し、椅子の高さ、クッションの向き、座る位置が合っているかをご確認ください。
クッションを使用していても、同じ姿勢を長時間続けることはおすすめしていません。無理のない範囲で、立ち上がる、姿勢を変える、軽く体を動かすなどの休憩を取り入れてください。
痛みやしびれ、強い違和感がある場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関へご相談ください。
カバーのみ洗濯できます
カバーは本体から取り外して洗濯できます。洗濯表示を確認し、表示に従ってお手入れしてください。芯材は洗濯できません。
QUESTIONS & ANSWERS
使い方やお手入れについて
詳しく確認できる内容
座面や背もたれでの使い方、椅子の高さ、車で使用する場合の確認事項、カバーと芯材のお手入れ、買い替えの目安などは、ドクターエルクッションQ&Aでご案内しています。
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